事の起こりは、

アイスを買って帰る のび太を
ジャイアンが呼び止めた

ところから…


「店まで行くのが めんどうくさい」
という理由で、

のび太の買ってきたアイスを
購入しようとします(脅して)



のび太の持つ袋の中には、
100円のアイス と、
50円のアイス






ジャイアンからを受け取り、
を わたす
のび太。





そのお金で
50円のアイスを買いなおそうと
店に戻りかける のび太を…

ジャイアンが呼び止めます。




ではなく、
のほうに替えてくれ

というのです。




50円のアイスを返し、
100円のアイスを受け取る
と、

なにも言わずに
ベロベロ食べはじめる
ジャイアン。


あわてて のび太は、
文句をいいます。




「あと50円くれよ」



こちらがをわたし、

ジャイアンからは
しか受け取っていない

のだから、

当然の反応です。





それに対する、
ジャイアンの返答は…








『どうして?』





当然、のび太は逆上。



読者である僕らも抱く疑問を、
そのままジャイアンに
ぶつけてくれます。




こういう場合、
いつものパターンなら

『うるせえ!』の一言とともに
のび太をボコって終わり
の ジャイアンですが…



めずらしく、
理論的な説明をはじめます。






『自分は はじめに、
のび太にを払っている』

『今、50円の価値のある
を返した』







50円のお金と、50円のアイス

「あわせて 100円分のもの」を、
のび太はジャイアンから
キチンと受け取っている。



計算ぴったり。



したがって、

『ジャイアンがのび太から
を受け取るのは正しい』!







…わけはなく、

帰宅してから
ドラえもんに怒られるのび太。



150円持っていったのに、
手元に100円分しかアイスが無い

という根本的な矛盾…


にも関わらず、
「よく聞いたら分かったよw」などと、

カルト宗教の説明会帰りのような
晴れ晴れとしたアホ面で

ジャイアンの正しさを
擁護するのび太。




あげくに、

『ドラえもんも
あまり頭よくないねwww』
と、
満面の得意顔


『ドラえもん』全45巻中、
五指に数えられる
『蹴りたくなる のび太』です。





しかしここで、

我々の中に
フト疑問が湧きあがります。


実際のところ、
「ジャイアンの理論は
どこが おかしかった
のだろう…?」
と。



次ページで説明する前に、
これを読んでいるあなた自身も…

ちょっと
考えてみてくださいね。