スーパーファミコン用ソフト 『ガイア幻想紀』 販売 ENIX (開発 クインテット) プレイ時間 :「クリア3回」 購入価格 1280円 執筆日:2003年 5月8日 |
主人公 『テム』 |
…エドワード王国に住む少年で、本作の主人公。 ちょっとした念動力やテレパシーが使える。 1年前、父の指揮する探検隊に同行し『バベルの塔』へ入り込むが、不慮の事故から主人公以外の全員が行方不明となる。 愛用の笛から聞こえてきた『父の声』に導かれて、世界中の遺跡に散らばっている土偶『ミステリードール』を集める旅に出る。 …主人公の正体は、古代人が彗星を破壊するために作りだした生物兵器で、『カレン』と心を1つにすることで 『対彗星兵器ファイヤーバード』として完成する。 どうして、普通の人間として生活できていたかは不明。 何度でも生まれ変わって今に至る、という事なのだろうか? |
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ヒロイン 『カレン』 |
…エドワード国王の娘。 最近の国王の横暴ぶりに反発して家出。 『テム』と行動を共にする。 後半、主人公と恋仲に。 主人公と心を1つにすることで『ファイヤーバード』になる。 『バロム1』『ウルトラマンA』のような生物兵器といえる。 …恋仲にならなかったら地球はどうなっていただろうか? と考えると背筋が凍る。 |
『国王』 |
…主人公の持つ『水晶の指輪』の力を手に入れようと企む王様。 指輪の力の実態については全然知らない。 主人公の最初の敵であり、しかも『カレン』の父親という重要で因縁的な役どころの割には、最初にちょっと出てくるだけで、 以降、一切登場しない。 |
『ペギー』 |
…『カレン』の飼っているペットの豚。 ただ、いつも一緒に行動しているわけではない。 「人食い人種の村」に入る少し前に、久々に主人公たちと合流… …したと思ったら、直後に、人食い人種に捕まった主人公たちを 助けるため自ら火の中に飛び込み、焼き豚になるという 壮絶な(かつ都合良すぎる)最期をむかえる。 |
『リリィ』 |
…花の妖精とも呼ばれる「イトリー族」の少女。 タンポポの綿毛に変身して空を飛べる。 『カレン』とは、主人公を奪い合う恋のライバルだったが、 中盤で唐突に『ロブ』と付き合うことになる。 前日まで主人公にベッタリだったのに、ロブに告白された翌日、 『私も、ずっとロブの事が…』と答えている。 女性心理の難解さが垣間見られ背筋が凍る。 |
『ロブ』 |
…主人公の友人で、一本気な元気少年。 バベルの塔で行方不明になった探検隊員には、彼の父も含まれていた。 …旅の途中の村で、一命は取りとめたが恐怖の余り幼児退行して しまった父親と、偶然に再会。 リリィと共にその村に残り、父親の世話をしていく事を決意、主人公たちと別れる。 |
『モリス』 |
…物語の初期に、主人公たちと渡海中、いきなり海の荒くれ魚 「リバイアサン」に船を襲われ行方不明に。 …で、中盤になって、なぜか 「リバイアサン」に生まれ変わって再登場。 主人公たちにモールス信号(水中の岩壁への体当たりによって発信)で、自分がリバイアサンになってしまった事を告げ、どこかに去る。 |
『主人公の父』 |
…『バベルの塔』で行方不明になった、探検隊隊長。 たまに、主人公の笛にはまっている『水晶の指輪』を通して、 主人公に助言してくれる。 彗星の光の影響で人魂になってしまっているが、本人は 『この姿になったときから、あらゆる物事が分かるようになった』 と言っているので、実はけっこう喜んでいるのかもしれない。 |
『ガイア様』 |
…「冒険の記録」や「体力回復」をしてくれる意思体。 いわば地球自身で、主人公に彗星の破壊を頼む。 地球も、『邪進化』がイヤだったらしい。 |
『イシタル』 |
…肖像画を描いた相手を、絵の中に封じてしまう能力がある。 彗星の光によって永遠の命を手に入れたが、そのせいで退屈でしょうがなくなった人たちが、彼に頼んで人生の終止符を打って もらっていたらしい。 最期は自分自身を描いて、人生の幕を下ろす。 |
『フリーダン』 『シャドウ』 |
…ゲーム中盤〜終盤にかけて、主人公が変身できる形態。 前者は「攻撃力が高く」、 後者は「それプラス、床をすり抜ける移動が可能」になる。 なぜ主人公が変身できるかは今イチ不明。 『生物兵器の能力の1つ』と言われればそうかもしれないが、 ならば、最初から変身して戦ったほうが楽なのでは? |
『バベルの塔』 |
…主人公の父親たちが行方不明になった遺跡。 中では恐ろしいスピードで時間が流れているらしい。 そのため、中にいる生物の進化は一気に進み、主人公の父は 人魂のような姿(最終進化)にまで行き着いた。 |
『彗星』 |
…古代人によって作られた、『進化スピード増幅装置』。 一定周期ごとに地球に接近し「彗星の光」を地球に注いで、 生物たちの進化を促進・管理している。 だが、彗星によって管理される進化は、本来のそれとは異なる 『邪進化』であり、これを破壊して生物本来の進化に戻すことが、 主人公の役目である。 ちなみに、「彗星の光」を浴びつづけると、例えば人間なら天使のような姿を経て、最終的には魂だけの存在(人魂のような姿)になる。 『モリス』がリバイアサンになったのも、光の影響らしいが… 結局、光に当たるのがいい事なのか悪い事なのか、 よく分からないんですけど。 |
『水晶の指輪』 『ミステリードール 6体』 |
…主人公とカレンが、『ファイヤーバード』になるために必要。 さっさと発動させて彗星をブチ壊せば全ては丸く収まる のに、そうなるまでにやたらと手間がかかる設計になっている。 緊急の有事に対処できなければ全てはムダなのに、間に余計なステップを設けるあたり、古代人の危機管理意識の低さがうかがい知れる。 自●衛隊を管理する内閣みたいなもん? ←社会派発言 |