スーパーファミコン用ソフト
『マジカルドロップ』
販売…データイースト
購入価格 300円
■第一章『知識の幅を』
…今日は『マジカルドロップ』を
皆様にご紹介したいと思います。
…『3』まで続編が出て、それ関係の同人誌も出まくった
あの頃から5年も経つというのに、なぜ今『1』?
と、いぶかしく思われる向きもありましょうが、
お付き合い下さい。
「アキバで300円で売っていたから」とか
「友人のPOP氏が『「1」のワールド様、最高 !』
と言っていたから」とか、そんなのは些細なことです。
『3』をやりまくった私ですが、今こそ基本に立ち返り、
シリーズを経るにしたがって推移・変更されてきた
システムを学び、自分の幅とせねばならぬと感じたのです。
…というわけでワールド様、最高ー ! ←それか
■第二章『これが元祖のシステム』
…前述のとおり、私自身『3』はけっこう
遊びこんだ身ですので、『1』も楽勝でありましょう。
と、プレイしてみたら…
2人目でボコボコにされました。
屈辱です。
…原因は、『大きな連鎖が組めない』せいです。
『1』の連鎖可能時間が『3』に比べてかなり短いため、
『3』のような「後付け連鎖」を作ることがほとんど出来ず、
それを主体に戦っていたため敗北してしまったのです。
『1』は『3』に比べてかなりストイックな
プレイが求められるゲームのようで、
アクション性よりもパズル性に
重点をおいたシステムになってるわけですね。
…で、困ったことに私も相手(CPU)も
底々の連鎖しか組めないせいで、
やられもしないけど勝てもしないという
辛い状況が延々2〜3分続き、なんかグッタリです。
もちろん、出てくるドロップの出現スピードを速めて、
画面内のドロップ数を多くすることで
「相対的に連鎖の起こる確率を上げる」
という戦法も考えたのですが…
なんと『1』では、出現スピードを上げられないのです。
で、結局…
ドロップ数が少ないので大きな連鎖ができない
↓
なかなか決着がつかない
↓
相手の攻撃によるドロップ数の増加を待つしかない
↓
…と思ってたら、
いきなり大量にドロップを送られて
連鎖どころではない。
↓
死
…といった、悲しい負けパターンが
確立してしまったのです。(泣)
こうしてみると『1』⇒『3』の過程で、
より爽快に遊べるようにするための
試行錯誤が練られたことが見てとれます。
正直、「奥深さ」という点では肯定できない
当シリーズではありますが、
できる範囲内での改良を施そうとした
開発スタッフの努力には好感が持てます。
■第三章『総評』
…なんだかんだで辛い戦いを乗り越えて
最終ステージに辿り着きました。
いよいよ『ワールド様』の登場です。
『ワールド様』目当てで購入したので
長い戦いも終わりに近付いたので、
感慨もひとしおですね。
『お呼びじゃなくてよ』とか言われつつ
2、3回ボコボコにされましたが、
何とか勝利を収めました。
めでたくクリアできた所で総評ですが、
全体的におとなしめな作りですが、
丁寧にまとまっている印象を受けるゲームでした。
…でもやはり私的には、『1』⇒『2』⇒『3』と経るにしたがって
大らかと言いますかキワドイと言いますかドンドコ露出度が
高くおなりになる『ワールド様』の胸で
「ママ〜ン、だっこ」とか言って存分に甘えてみたり、
あるいは相手に押されぎみの時の
困ったような泣きそうな上目づかいの彼女に
「はっはっは、心配はいらないよ仔猫ちゃん。」
とか言って相手をボコにして(腕力含む)、
漢(おとこ)の甲斐性を見せてやったりしたいよな仔猫ちゃん。
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