セガサターン用ソフト

『ジャングル・パーク』

販売…BGMジャパン    購入価格 1180円



■第一章『ゲーム集』

…ジャングルを探索して、点在するミニゲーム
(「野球」「ホッケー」など)を見つけて遊ぼう、というコンセプトのゲーム。

それが『ジャングル・パーク』です。

しかも、そのミニゲームの中には、
往年の名作『エポ●ック社の野球盤』等に代表される「ゲーム盤」を
そのまま移植したような物も含まれているということ。

懐かしさも手伝って購入いたしました、『ジャングル・パーク』。



…主人公である猿(なぜ猿?)を動かしてジャングルを歩き回り、
見つけた「建物」に入れば、それに応じたミニゲームのスタート。

…なのですが、ジャングルと言うだけあってほとんど道がありません。

草むらに見えても実は道だったりして混乱します。


RPGでよくある「隠し通路探し」を、
常時やらされているような辛さがあります。

でも、この苦労の果てには『ゲーム盤』が待っているのです。

早く『野球盤』に会いたい
という思いを糧に、私はジャングルを歩き回りました。



…そして見つけた、円形のスケートリンク。
ここでは『アイスホッケー』が楽しめるようです。

『野球盤』でなかったことにガッカリしながらも、
とりあえず遊んでみることにしました。


…で、2、3回やってみたのですが、全然面白くありません。

荒く、ぎこちない動きの、小さいキャラクタ達が入り乱れて戦うホッケーは、
分かりにくいと言うより全然分かりません。

そんな状況ですので、適当にボタンを連打していれば
勝つこともあるし負けることもあります、
が、嬉しくも悲しくもありません。

淡々とプレイして、ため息を1つつき、スケートリンクを後にしました。



■第ニ章『野球盤』

…あれから、どれだけ歩き回ったことでしょう。

森の中に、そびえ立つ緑色のカベを発見しました。

ゆるいカーブを描く、そのカベ。
ついに私は見つけたのです。 野球場を。

私にとって、ここに辿り着くことこそ、この『ジャングル・パーク』を
購入した真の目的であったと言っても過言ではありません。


期待に震える指で、猿を球場に入場させます。
そして切り替わったゲーム画面。

あぁ、それはたしかに『野球盤』の姿をしていました。
ファンファーレが鳴り響いて試合開始です。




…で、2、3回やってみたのですが、全然面白くありません。

荒く、ぎこちない動きの、小さいボールが飛んでいくだけの野球盤は、
分かりにくいと言うより全然分かりません。

そんな状況ですので、適当にボタンを連打していれば
勝つこともあるし負けることもあります、
が、嬉しくも悲しくもありません。

淡々とプレイして、ため息を1つつき、野球場を後にしました。



そして、ゲームCDはフリスビーに…



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