トランプゲーム

『ジジ抜き』

考案者 不明            プレイ時間 「数10回」

購入価格 トランプ代    執筆日:2003年 1月23日





■第一章 『駄作』


『ジジ抜き』は、誰もが知ってるトランプゲーム『ババ抜き』
変形ルールとして生まれたゲームです。

ルールは以下のとおり。





…まず、『トランプの札52枚から
何でもイイので1枚を外した51枚のカード』
を、
プレイヤー全員にまんべんなく配ります。



カードを受け取ったプレイヤーは、手持ちのカードの中に
『同じ数字によるペア』ができている場合は、
それを捨てることができます。

(極論、この時点で全てのカードが無くなって勝ってしまう場合もあります。)



ゲームスタート。

プレイヤーは順番に『自分の次の順番の者が
持っているカード』の中から1枚を引きます。


引いたカードによっては、自分の手持ちのカードの中に
『同じ数字のペア』ができる場合があります。
このペアは、もちろん捨てることができます。



こうして、全てのカードを捨てきった者が、
このゲームの勝者となります。


逆に、最後までカードを持ったままの者が敗者となります。
(最初にカードを一枚外しているわけですから、
当然、それと対になる数字のペアは最後まで残ることになるため)








…こうして見てみると、
『ババ抜き』以上にゲーム的駆け引きが存在しない、
ゲームと呼ぶのもおこがましい代物
だということがよく分かりますね。



どの数字を最後まで持っているとマズいか?
すら分からないわけですから、戦略の練りようがありません。



この遊戯を考案したヤツぁ、バカです。


これを楽しめる人には、
世の中の何が楽しくて生きているのか
問いただしたいほどです。



皆さんは、こんなヘボゲーなどに大切な人生を浪費せず、
質の高い遊びのみを楽しまれますよう
老婆心ながらご忠告申し上げる次第です。 フガフガ。




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