プレイステーション用ソフト

『テクノビービー』

販売…コナミ        購入価格 480円

執筆日:2002年 10月22日





■第一章 『ルール』


『テクノビービー』(コナミ) は、アクションパズルゲームです。

ルールは至極単純でして…


@ 縦横が「8×8」の大きさのゲームフィールドを、
「カラー床」が埋めつくしている。

A「カラー床」を並べ替えて、同じ色のものを
4つ以上「1列」に並べれば、並んだ床は消滅する。

B 消滅した後には、すぐに新しいカラー床が補充される。

C これをくり返して、そのステージの「規定枚数」分だけ
カラー床を消せば、ステージクリアとなる。



…という、「落ちゲー」並のシンプルルールです。





で、当ゲーム独自(多分) の仕様としては…

@プレイヤーは、主人公に隣接 (上下左右ナナメ)
している、「8枚」のカラー床の位置を変更できる。
ボタンを押すごとに、「時計回り」あるいは「反時計回り」に
それら8枚のカラー床の位置が1つずつズレる。

Aカラー床を消すと、コンボタイムメーターが
いっぱいになり、徐々に減っていく。
これが無くなるまでに次のカラー床を消すと、
コンボ(連鎖破壊) 成功。
通常より高い点数が手に入る。




で、ゲームオーバーの条件は…

Bカラー床は、ランダムで「ウイルス」に冒され、薄暗く変色する。
主人公の周り8ヶ所全ての床が「ウイルス」に冒されると、
それらの床の位置を変えられなくなってしまう。
フィールド内全ての床が冒されると、ゲームオーバー。



これが全ルールです。

遊べば一発で理解できる簡単ルールです。






■第二章 『で…』


…たしかに、シンプルで分かりやすいルールなのですが…


なんなんでしょう、この空しさは?


インターネット上からダウンロードしてきた
『フリーウェア』(タダで配布されているゲーム) を遊んでみて
その内容にゲンナリして
『まあ、タダだからねぇ…』
と、つぶやくアノ時の感じにそっくりです。


ルールがシンプルなのは歓迎できますが、
要求されるテクニックの底も浅いので、
すぐ飽きてしまうのです。


「倉木麻衣」とかいう歌手がキャラクタデザインをした
とかパッケージに書かれてますけど、
そんなもの、ゲームの面白さとは無関係です。



…はっきり言って、
ネット上に転がっていた、
フリーウェアの簡素な2Dタイプのパズルゲームを拾ってきて、
それを3Dにするなど見た目を幾分豪華にし、
倉木なんたらのキャラクタ乗っけて、
『はい、商品のできあがり』


と言われた感じです。



ユーザーなめんのも大概にさらせやワレ

とか、本音 下品な言葉が口をつきそうです。




まあ、要はゴミです。 ゴミ。

CDをフリスビーにしてブン投げる気力もわかないレベルです。



このゲームについて批評書くのすらバカバカしくなってきたので、
ここらへんで切り上げようと思います。

ここまでお付き合いありがとうございましたー。

ハイ、さよならさよならさよなら〜…



























…て、ちょっとアナタ、こんな所まで読んだんですか?

嬉しいなぁ。


じゃあ、アナタにとっておきの情報、教えちゃおうかな。



…このゲームの「ファミ通」誌上での評価点なんですけどね…


40点中「26点」もあるんですよ。


アイドルのグラビアページも持ってる「ファミ通」だから、
本当の 迂闊な評価は避けたのかもしれませんなぁ。

推測ですがね。 あくまで。 ほほほほほほほほ。

ではー。




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