A | 名作。 熱い感動を約束します。 |
---|---|
B | 秀作。 光る物を感じてほしい。 |
C | 及第点。 判定は君の好み次第。 |
D | 不快作。 ゲームとして楽しむのが、かなり困難なレベル。 |
E | 駄作。 ヒドすぎて、かえって味が出てしまっているソフト。 |
2000年 | 2001年 |
当ページの批評の中に、ゲームタイトルだけで、執筆日も何も書いていないものがいくつかありますが、これは開設当初の最も古い批評たちです。 某有名サイトさまに触発されて、どちらかと言えば『クソゲー』的なゲームを面白おかしく「紹介」することを趣旨に始まったのが、当批評ページでした。 が、紹介を書くうちに、自分の中の批評精神がムクムクと湧いてきて、紹介だけでは物足りなくなるようになりました。 クソゲーばかりを探すという生産性の無さに、飽きたこともあったのだと思います。 |
---|
2002年 | 2003年 前半 |
批評の数も増えてきたので、開発会社や、批評の執筆日などのデータを記入するようになりました。 また、それまでほとんどモノクロだった批評の中に、「文字サイズ変更」や「文字カラー」を盛り込んで、『自分の伝えたい内容を、文字表現だけでどこまで他人に伝える事ができるか?』の試行錯誤をくり返した時期でした。 まだサジ加減がよく分かっていなかった事もあり、2009年現在に見直すと、装飾過多で見にくいですね(笑) それでも、数をこなしてきた事で、批評のコツというか面白さも見えてきました。 また、この頃は、2001年ごろから独学でかじり始めた「心理学」と「大脳生理学」の面白さも見えてきた時期でした。 それまで「なんとなく、こうではないか」と思いつづけてきた人間の思考に対する自分の考えの正しさに強力な裏付けが出来て、発言に少しずつ自信というか柱ができ始めた時期でもあります。 |
---|
2003年 後半 | 2004年 |
大半が、貯金を食いつぶしながら、家でC言語の勉強をしつつ、自作ゲーム制作に明け暮れた時期です。 時間ができた事もあって、一時期… 特に2003年後半頃に、1週間で10本ほどという異常なスピードでゲーム批評を書いたことがありました。 それまでの批評の蓄積のおかげもあってか、ゲームをちょっと遊ぶだけで、そのゲームの本質のようなものが文章になって脳内に浮かぶという、ほとんど自動批評マシンのようになった自分に恐怖を感じたほどです(笑) この時期はある意味、自分にとって最初の『批評の黄金期』でした。 この頃の批評の中には、今読み返してみても、自分が書いたとは思えないほど鮮烈で的を得たものがあり、自分自身でも読み返しては勉強させてもらっています(笑) 数をこなしすぎて、どのゲームについて批評を書いたのかを忘れるほどのハイペースでした。 ある日、グーグルで他人さまの批評を探して歩いていたとき、検索結果に表示される「そのページの部分的なテキスト」を見て、かなり見事な一文を発見したことがありました。 で、「この人のサイトはお気に入りに入れておかねば!」と興奮してそのページに飛んでみたら、自分のサイトでした。 ウソのような本当の話です(笑) こういうことを書くと「自慢かよwww」などと言われそうですが、本人にとっては、うれしさよりも寂しさに似た複雑な思いがよぎるものです。 |
---|
2005年 | 2009年 |
一時期の集中的な批評活動の反動もあって、発信ペースはかつてほどではありません。 …が、1本1本が比較的長文になっていきました。 『システム考察』をメインに据えるようになったためです。 まず、「そのゲーム固有のシステム」のゲーム的な意味をできるかぎり分析して明確にし、それらの要素ごとに、『成功しているか失敗しているか?』 『失敗しているとしたら、どういう改良が効果的か?』を軸に展開する形が、最近の基本姿勢になっています。 基本システムの紹介が中心となるため、どうしても文が長くなりがちなのです。 「紹介」から始まって、「批評」に励み、10年かけて『紹介と批評の中間点』に落ち着いた感じでしょうか? ちなみに開設当時は、100近いゲーム批評を書いてらっしゃるサイトさまを眺めては、「凄いなぁ」、「いつか自分もこれぐらいは書いて、胸を張って彼らと意見を交わしたいな〜」などと思っていたものですが… 気づけば、自サイトの批評の数が、200を超えていました(笑) 批評したゲームの名前でネット検索をかけて、うちのサイトがかなり上位に普通に上がっているのを見ると、『うちで軽々しい発言をすると、それがそのゲームの「一般的な」評価のように一人歩きする危険があるな』と、身がしまる思いがします。 もちろん今までも適当な発言をしてきたつもりはありませんが、今まで以上に責任を自覚した批評を探求していかねば… と思っています。 また、一時期は「いくら自分の勉強のためとはいえ、こんな古いゲームばかり扱っていて意味があるのかな?」と迷った事もあったのですが、そうした古いゲームに続編が出たときに、前作の情報を求めてやってくる人がいたり… Wiiを通じた古いゲームのネット購入(バーチャルコンソール)によって、例え古い商品でも良し悪しを知りたい、と訪れてくれる人が増えているように感じています。 そうした人々の間で当サイトが役に立ってくれる事も期待しつつ、まったりと批評執筆を楽しんでいる、今の自分です。 |
---|