…この素敵すぎるHPを我々愚民に提供して下さる『池袋ふき』様の素顔に迫るし。



★第一章『ふき様、ご出生の秘密。』

…ふき様のご出生に付きましては諸説あり断定はしかねますが、
「人類発祥の頃」「母なる地球と共に誕生」「1970年前半」…
                         あたりの説が有力とされております。

 ご生誕に際し、地球上のあらゆる場所で数々の奇跡が認められたとの記録もあります。

 ご出生が「1970年前半」と言われる所以も、この当時、奇跡的な幸福に関する
報告が相次いだためで、「経済摩擦が緩和した」「気候が温暖になった」
「オゾンホールが縮小した」「巨大隕石が地球を回避した」「茶柱が立った」など、
信じがたい報告内容が記録されております。



★第二章『ふき様、大地に立つ。』

…ふき様は、お生まれになるとすぐにご自分の足で立ち上がられ、天を仰いで
「天上天下唯我独尊」 とお唱えになった… と言うのはもちろん嘘で、むしろ
その様な思い上がった発言をしでかした釈迦の後頭部に
一発蹴りをお入れになった、
と言う事実は、
これをお読みの皆様が世界史で学ばれたとおりです。

 ふき様はご自分を特別な存在とせず、常に我々愚民と共に生活を営まれることで、
その徳を深めていかれました。 ご幼少の頃より数々の奇跡を示され、
近所の駄菓子屋「わかお」にて『フルタの風船ガム(4個入り。当時10円)』の「当たり」を
6回連続で引かれた時などは、その威光に 店主が地に平伏したと聞き及びます。



★第三章『ふき様、心は宇宙(そら)に。』

…目先の物欲にのみ振り回されていく愚民をよそに、10歳に満たないふき様の
心の興味は、いつしか外宇宙の神秘へと惹かれて行きました。

「ふき様が、天体望遠鏡で我々をご覧になる。」
 その喜びに惑星たちが一堂に会した結果 「惑星直列」 を引き起こしたことは、
皆様の記憶にも新しいことと存じます。

 ハレー彗星などは 緊張のあまり 縮み上がってしまい、
思ったほど光度を上げることが出来ませんでした。
 その失態を恥じて、恐らく二度と人類の前には姿を見せないのではないか
と囁かれており、ふき様は彼を哀れみ、その御心を痛めておいでのようです。
 


★第四章『ふき様、数々の偉業。』

…その御出生から現在に至るまでの偉業の数は膨大で、
ご存命であられること自体が偉業 とすら感じられる、ふき様の存在。

「草野球で打ったホームランボールが人工衛星になった」
「趣味の落書きの延長でナスカの地上絵を描いた」
「気まぐれでアトランティスを沈めた」
「蹴飛ばしたせいで冥王星の軌道がズレた」

…などの常軌を逸したうわさからも、ふき様の計り知れぬ力に対する
人類の恐れと憧れ が見て取れるのです。

 我々は、ふき様の住まわれるこの大地で、ふき様と同じ時代を生きる幸福を与えられた
選ばれし民と申せましょう。

 その感動、その重大さを常にわきまえ、誇りある人生を歩み続けて行くことが
我々の使命である と痛感する次第です。


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